拠点統合で余る車は、支店の閉鎖日だけで選ばないようにします。最後の業務日、駐車場の契約終了、移管先での使用予定を合わせて判断します。
残す車
統合後も必要な予備車や特殊車両を現場と確認し、稼働率だけで処分台数を決めません。
拠点ごとの契約
支店別に車検証、リース、駐車場契約を照合します。支店間で移す車は、登録と保険の扱いも調べます。
巡回の段取り
拠点ごとの入場時間、積載車の停車場所、台数を一覧にして、まとめられる作業と個別見積が要る作業を分けます。
統合後へ持って行く車と、現地で渡す車を確定する
支店や営業所を統合すると、車の台数だけでなく、車がどの拠点にあるかが変わります。各現場の責任者へ、統合後も使う車、別の拠点へ移す車、現地から手放す車を一台ずつ確認します。余る車が決まった後に、車名、ナンバー、車検証の名義、現在地、最後の業務利用日を一覧にします。支店の閉鎖日に車も全て不要になるとは限りません。最終の荷物運搬や鍵の返却に使う車があれば、その役割が終わる日を車両ごとに聞きます。引取先へは処分対象だけを示し、移管する車まで一括見積の台数へ入れないようにします。
統合先で使う予定がある車も、現場が既に決めた処分車と取り違えないため一覧に残します。予備車や特殊な装備を持つ車について、運行担当者が必要と答えているなら、単に走行距離が少ないから余剰と判断しません。処分の承認を得る担当と現地で車を使う担当が違う場合、一覧の版を揃えます。候補車が入れ替わったら引取先へ車種と写真を更新し、古い見積額を別の車へ当てはめないようにします。統合先へ運ぶ車に関する契約や保険の変更は、それぞれの契約先へ別に相談します。
拠点の閉鎖日より、駐車場所を返す日を見る
営業所の看板を下ろす日、社員が出勤する最後の日、駐車場の契約終了日は異なることがあります。各拠点の管理者へ、車を出せる最終日時、ゲートの利用期限、外部の積載車が入れる時間を聞きます。建物の鍵を先に返すなら、車の引取日に誰が駐車区画へ入れるかも決めます。遠い拠点の車について、本社の担当者が引取に立ち会うつもりなら移動時間も必要です。車を出せる期限と人が立ち会える日を一緒に見ると、予約可能日が具体的になります。
一つの拠点では車を使い終えていても、別の拠点では月末の業務が残ることがあります。全車を同日に引き取る契約にすると、遅い拠点へ日程を合わせる間、先に閉じる駐車場へ車が残るかもしれません。拠点ごとに引取日を分ける案と、巡回して同日に回る案を比べます。巡回する場合は各拠点の入場時間と車の台数、移動距離を事業者に渡し、実際に対応できる順番を示してもらいます。日程の都合で一台だけ別の場所へ移すなら、新しい所在地と運搬費を見積条件へ反映します。

相談するとき、手元にあると役立つもの
- 車両台帳
- 車検証一覧
- 駐車場条件
問い合わせるときの伝え方
電話やLINEでは、たとえば次のように伝えられます。
支店統合で余る車を整理したいです。拠点ごとの台数、閉鎖日、駐車場条件をまとめています。巡回引取の可否と車両別の見積をお願いします。
まだ分からないことは「不明」と伝えてください。書類や写真は、送り方を案内してもらってから用意します。
鍵と車両書類を本社へ集める前に照合する
統合する支店では、車検証の原本が車内、契約書が本社、予備鍵が現場責任者という分散が起こりがちです。一度に本社へ送る前に、どの車の書類と鍵かをナンバーで照合します。郵送するなら、送付先、受け取る担当、現地で必要な原本を残すかを決めます。引取の当日に現地担当が鍵を持たない状態にならないよう、発送日と引取日を並べます。複数台の鍵が同じキーホルダーに付いているなら、車両ごとに分けて預かる人を記録します。
営業所の片付けでは、給油カード、ETCカード、業務端末、顧客の資料も車内から回収します。使っていた社員が異動する前に、車内のどの収納を使っていたか、返却すべき貸与品があるかを聞きます。ナビの訪問履歴や連携アプリは、車の利用者と契約担当が確認します。電源が入らない車なら消去済みと推測せず、機器の取扱いを相談します。統合先へ持っていく用品と、処分車に付けたまま渡す装備を分け、査定時に含めた装備を引取前に外すなら相手へ知らせます。

各拠点で鍵と書類の所在を調べます。引取日は、作業車が入れる時間帯に合わせて依頼します。
複数支店を一括引取できますか?
各拠点の場所と状態を個別に見ます。一括の日程でも拠点ごとの入場時間と車両状態で条件は変わります。
巡回の見積は拠点別と車両別の二段で見る
複数拠点の引取を一括で頼むなら、提示された総額の内訳を拠点と車両で分けてもらいます。同じ車種でも、平置きの駐車場から動く車と、立体駐車場で車輪が動かない車では、積載の条件が違います。各拠点について車の保管位置、入口の高さ、道路側の停車場所、現地の立会い担当を伝えます。車両については始動や車輪の状態、鍵の有無を分けます。写真だけで現地条件が分からない場合に下見が必要かも聞きます。巡回という言葉だけで、移動と積込みの費用が全車同じだと考えないようにします。
車の評価額、搬出費、拠点間の移動費、書類手続きの費用が一括額へどう入るかが分かれば、社内の決裁資料にも使えます。一拠点の日程が変わった場合、他の拠点の金額や予約も変わるのかを依頼前に確認します。公開案内の無料引取を、各支店の個別作業を含む総額の保証として読みません。入金先と請求先が本社でよいかも経理へ確認し、見積を受ける担当者が独断で決めないようにします。車を現地で渡す人は、金額変更が起きたとき誰へ連絡するかを知っている必要があります。
最後の拠点が閉じた後も完了連絡を追う
引取が済んだら、拠点ごとに駐車枠が空いた写真と、車両ごとの受渡し書面を残します。閉鎖する営業所へ完了書類が後日届いても受け取れないため、送付先と連絡担当を事前に本社または統合先へ変更します。現地の責任者が異動した後も、車を渡した日、事業者名、手続きの進捗を車両台帳で追えるようにします。車がなくなったという拠点の報告と、登録上の手続きが終わったという確認を別々に記録します。
統合後に利用する車の契約変更と、手放す車の契約終了も混ぜないようにします。保険や駐車場、燃料カードについて、車両別に誰が連絡したかを台帳へ追記します。支店名を変えただけで各契約が移るとは考えず、契約先の案内に従います。最後の車が出た後に残る支払いがあれば、車の引取先と駐車場の管理者のどちらからの請求か分けます。拠点統合の作業が完了した後も、車両ごとの未着書面と入金を確認できる担当を残しておくことが、後日の行き違いを減らします。
もう少し詳しく知りたい方へ
あわせて確認できる公表資料
- 個人情報保護委員会 カーナビのルート設定・訪問歴に関するFAQ
このFAQは個人情報データベース等への該当性の説明であり、全車種の消去手順や事業者の消去義務を示すものではない。/消去方法は車載機・連携アプリの取扱説明書と契約条件を確認。
- 国民生活センター 増加する中古自動車の売却トラブル
2023年3月22日公表の注意喚起を2026年10月29日に再確認。中古自動車として売る場合の資料。廃車の全契約や特装車の取引へ一律適用しない。
廃車ネットへ相談する
広告・優先掲載 相談先:廃車ネット(サイセイ自動車)
相談対象・進め方は、掲載事業者の廃車ネットの公式相談案内で確認できます。
車の状態と置いてある市区町村、引き取りを希望する時期をお伝えください。引き取りができるか、費用はいくらか、いつ来てもらえるかは、車と駐車場所の条件によって変わります。案内された内容を確かめてから依頼を決めてください。
内容確認日:2026-10-29。相談文は状況を伝えるための例です。実際のお客様の体験談・口コミではありません。必要書類や手続きは車種・名義などで異なるため、管轄窓口や相談先の案内をご確認ください。

