送迎車は、利用者の代替手段が始まる日を見て引渡日を決めます。マイクロバスは車体の大きさと駐車場の入口によって、搬出方法が変わります。
送迎の終了
最後の送迎日と代替サービス開始日を担当者に確認し、車が早くなくなって利用者が困らないようにします。
車両寸法
マイクロバスの寸法と駐車場の幅を測り、使える搬出機材を聞きます。座席の固定具や車内掲示も引渡し前に確認します。
情報と装備
利用者名簿、運行記録、車内掲示、看板や固定具を確認し、撤去すべき物を担当部署で決めます。
最後の送迎と次の移動手段を同じ予定表で見る
送迎業務の終了で車両が不要になっても、最後の運行日が来るまで乗る人の予定は続きます。担当部署に、定期便の終了日、臨時の送迎が残る日、代わりの移動方法が始まる日を確認します。車を引き渡す日が最後の便より前にならないよう、運行担当と引取担当で同じ車両番号を使います。送迎が終わった後に忘れ物の受渡しや備品の回収が必要なら、その作業日も分けて入れます。業務終了という会社や施設の決定を再検討するためではなく、決めた切替えを利用者の予定に沿って実行するための確認です。
複数の送迎車があるなら、最後まで運行する車と先に空く車を分けます。マイクロバス一台だけを残しても、利用者数や乗降場所に合わないなら代替の計画が要ります。運行担当が決めた車両の役割を引取先へ渡し、早く手放せる車から条件を聞きます。最終運行後に整備工場へ預けるなら、査定時の営業所住所と引取時の保管先が違うことを伝えます。最後の便の遅延や日程変更があれば、引取予約に影響する車だけを更新して知らせます。
マイクロバスは写真に車体の仕様を添える
マイクロバスの引取では、乗用車のつもりで積載方法を見積もると、当日に対応できる車両が合わない可能性があります。車検証など手元の資料で全長、幅、高さ、車両の区分を確かめ、引取先へ写真と一緒に伝えます。改造や架装があるなら、書面に記載された仕様と現在の外観が違うかもしれません。寸法が分からない部分は推測で数値を作らず、現車の確認が必要と伝えます。車体が大きいことだけで受入可否や費用を断定せず、使える搬出車両を相手に示してもらいます。
保管場所の入口も同じくらい必要です。車庫の屋根、門の幅、道路へ出る角度、敷地内で車体の向きを変えられる場所を写真に撮ります。普段運転していた道でも、積載車が同じ経路へ入れるとは限りません。車が動かない場合は、車輪の状態、鍵やハンドルを操作できるかを、確認済みの範囲で伝えます。大型の車を押して道路沿いへ出すことを持ち主の作業として約束せず、今の駐車位置からどう運ぶかを引取先へ聞きます。下見が必要なら、下見の費用と実際の引取日までの保管条件を分けます。

相談するとき、手元にあると役立つもの
- 車検証
- 終了日
- 駐車場写真
問い合わせるときの伝え方
電話やLINEでは、たとえば次のように伝えられます。
送迎業務を終えるため車を整理します。最後の運行日と車両寸法を共有します。搬出方法と装備の扱いを確認したいです。
まだ分からないことは「不明」と伝えてください。書類や写真は、送り方を案内してもらってから用意します。
利用者の物と車内の固定装置を同じ荷物にしない
送迎車の座席には、利用者の忘れ物、施設が使う備品、車両に固定された装置が混ざります。最終運行後に乗務員や担当者が座席、足元、荷室を順に見て、持ち主へ返す物を分けます。利用者名の書いた袋や車内の予定表を、査定の写真に写したまま引取先へ送る必要はありません。車内掲示、名簿、連絡先の紙は担当部署で回収し、記録として残す必要がある物と不要な物を自社の方針に沿って扱います。車の引渡し前に全部を捨てればよいとは限らないため、保管する資料の担当を決めます。
乗降を補助する固定具や後付けの座席、車いす用の装置がある場合、標準装備か追加した物かを資料で確認します。次の車へ移す、取扱先へ返す、車体に付けたまま渡すという三つの扱いを区別します。外す予定の装置が査定写真に写っていれば、引渡し時の車の状態が変わると引取先に知らせます。取り外し方法や次の車への取付けを利用者が自己判断せず、装置の取扱先へ確認します。車体に残す装置の名称と状態を見積条件へ入れれば、当日になって装備の範囲を争わずに済みます。

最終運行日が変わる可能性も引取先に伝えます。車体寸法と入口の写真を先に渡し、使える機材を聞きます。
普通の積載車で運べますか?
寸法、重量、道路幅で変わります。車体寸法に合う搬出機材があるか、写真と仕様を渡して確認します。
営業所の車両以外に残る契約を拾う
送迎業務を止めるときは、駐車場、車両保険、車載機器の通信契約、燃料カードなどの終了や変更が残ることがあります。車体を引き取る相手がそれらを代わりに解約すると想定せず、契約先ごとに担当者を決めます。送迎の委託を受けていた車なら、委託先へ車両変更や業務終了の報告が必要かを契約担当へ聞きます。事業用の登録や届出が関わる場合も、車の引渡しだけで済むと決めず、管轄窓口や社内の担当から個別の案内を受けます。ここで車種や事業形態を問わない一律の手続きは示しません。
運行を終えた車でも、送迎に使った記録媒体やナビの行き先が残っていることがあります。利用者や訪問先を示す情報を誰が扱うか決め、機器の取扱説明に沿って車体側に残るデータを確認します。電源が入らない車で消去できなければ、その事実を管理担当へ残します。車内表示の施設名や連絡先を外す場合も、外す前後の車の写真を分けて保存し、査定先へどの状態で渡すか説明します。車体の処分を急いでも、利用者の情報をそのまま引き渡してよいことにはなりません。
車体と現地作業の両方に答えた見積を受け取る
引取先には、車両の大きさと現状、最後に動かした日、今の保管位置、入口と道路の写真を示します。査定額だけでなく、マイクロバスを積める車両の手配、敷地からの搬出、装備の扱い、運搬費、書類手続きの費用を含むか聞きます。公開案内の無料引取を、この大きさの車と現地の搬出作業まで含む保証として読まないようにします。普通の乗用車と同じ費用条件が出ると期待せず、今回の車種と現場を前提にした回答を受けます。保管期限があるなら、下見を含めて間に合う日程かも確認します。
引取後は、運行から外した日、車を渡した日、後続の手続きが完了した日を車両台帳へ別々に記録します。利用者の忘れ物、固定装置の返却、通信契約の終了が続くなら、車の引取担当とそれぞれの担当へ残します。大きな車を運び出した後は、敷地の通路や駐車枠に外した装備が残っていないかを現地で確認します。車を渡した書面と費用の精算、後日届く資料を照合して、送迎車の整理を終えます。
もう少し詳しく知りたい方へ
あわせて確認できる公表資料
- 個人情報保護委員会 カーナビのルート設定・訪問歴に関するFAQ
このFAQは個人情報データベース等への該当性の説明であり、全車種の消去手順や事業者の消去義務を示すものではない。/消去方法は車載機・連携アプリの取扱説明書と契約条件を確認。
- 国民生活センター 増加する中古自動車の売却トラブル
2023年3月22日公表の注意喚起を2026年10月29日に再確認。中古自動車として売る場合の資料。廃車の全契約や特装車の取引へ一律適用しない。
廃車ネットへ相談する
広告・優先掲載 相談先:廃車ネット(サイセイ自動車)
相談対象・進め方は、掲載事業者の廃車ネットの公式相談案内で確認できます。
車の状態と置いてある市区町村、引き取りを希望する時期をお伝えください。引き取りができるか、費用はいくらか、いつ来てもらえるかは、車と駐車場所の条件によって変わります。案内された内容を確かめてから依頼を決めてください。
内容確認日:2026-10-29。相談文は状況を伝えるための例です。実際のお客様の体験談・口コミではありません。必要書類や手続きは車種・名義などで異なるため、管轄窓口や相談先の案内をご確認ください。

