乗り降りしにくくなった車を手放すなら、最後に使う日と次の移動手段を決めます。自宅から引き取ってもらう場合は駐車位置も伝えておきます。
次の移動の開始日
新しい車や送迎が使える日を確かめ、旧車を最後に使う日を決めます。
装備の行き先
補助装置や後付け部品があれば、新しい車へ移す物と旧車に残す物を分けます。
自宅からの引取
本人が運転して持ち込む前提にせず、駐車位置と周囲の作業スペースを伝えます。
『次の移動が使える日』を納車日だけで決めない
今の車へ乗り降りすることが難しくなり、別の移動手段へ変えると決めたなら、旧車をいつ渡すかは次の移動が始まる日から考えます。新しい車が届く場合でも、鍵を受け取る日と、本人が実際に乗り降りして用事へ行ける日は違うかもしれません。家族の送迎へ切り替えるなら、家族の車が使える曜日と、最初に頼む通院や買い物の日を予定表に入れます。乗り降りの負担を理由に手放すのだから、旧車を最後まで使い切るための無理な外出は組みません。
次の車へ移る前に、一度いつもの移動を試せるなら、乗る場所と降りる場所を実際の用事に合わせて見ます。自宅の段差、病院の乗降場所、買い物から戻って荷物を運ぶ距離など、車そのもの以外の動きも変わります。試せないなら使えると決めつけず、初回の外出で家族が同行できるかなど準備をします。乗降について医療上の助言が必要なら本人を支援する担当者へ尋ね、家族は日々の用事を続けられるかを予定で確かめます。
乗り降りのために車へ付けた物を先に見つける
今の車には、補助グリップ、クッション、踏み台、車いす固定具など、後から使い始めた物があるかもしれません。車体に固定した装置なのか、家族が持ち込んだ用品なのかを分けます。次の移動でも使う物は取り出し、車と一緒に渡す物は査定写真に残します。誰かから借りている用品なら、返す先を確認します。車の引取先へ『車内の物は全部処分してよい』と一括りにすると、次の外出に必要な品まで失うかもしれません。
取り外しに工具が要る装置や配線のある機器は、本人や家族が急いで外す前に、付けた業者や引取先へ扱いを聞きます。装置を外した後の車で査定を受けるのか、付いたまま引き渡すのかで条件が違います。次の車へ移すつもりなら、取り外し費用と移設先で使えるかの確認を別にします。『取り外せば得になる』という金額を想像で置かず、実際の作業と車の見積を並べて決めます。

相談するとき、手元にあると役立つもの
- 新しい移動手段の開始日
- 旧車の車検証と名義
- 補助装置の有無と駐車位置
問い合わせるときの伝え方
電話やLINEでは、たとえば次のように伝えられます。
今の車は乗り降りが難しく、別の移動手段に替える予定です。旧車は〇日まで使う可能性があり、装備は〇〇です。引渡し日程の相談をしたいです。
まだ分からないことは「不明」と伝えてください。書類や写真は、送り方を案内してもらってから用意します。
車を手放した後の外出を、乗る前後まで考える
送迎を頼むなら、家族が玄関のどこへ車を止められるか、本人がそこまでどう歩くかを確認します。車を替えても、家の前が狭く車を止められないなら、少し離れた安全な場所から乗る方法を考える必要があります。買い物では帰りに荷物が増えます。通院は終了時刻が予定より遅くなることがあります。行きの車に乗れるかだけでなく、帰りにどこで待ち、誰へ連絡するかまで予定を作ります。
本人が一人で出かけたい用事も残ります。家族の送迎を前提にできない日には、使える交通手段と乗降場所を調べます。車いすを使う、手すりが必要など、個別の支援が必要なら本人の状況を知る人やサービス提供先の案内を受けます。車の処分相談先へ病状を詳しく説明する必要はなく、『本人は現地で乗り降りをしない』『家族が立ち会う』など引渡しに関わる条件だけ伝えます。車を手放すことと本人の外出を減らすことを同じ決定にしないようにします。
旧車の今の位置からの引取を前提にする
乗り降りがつらい車を、査定のために本人が運転して持ち込む予定にはしません。車を最後に使った日、現在の始動状態、車検の期限、鍵の所在を伝えます。使わなくなってしばらく経つなら、最後に走ったときの状態と今の状態を分けます。自宅の駐車場にあるなら、入口から車までの道、車の向き、前後左右の空間を写真にします。本人が車へ近づきにくいなら、家族が見られる範囲で撮ればよいのです。
狭い車庫や立体駐車場では、引取車両がどこまで入れるかが条件になります。道路沿いへ出しておけばよいと言われても、本人が車に乗り降りして動かす前提なら今回の状況に合いません。現在の駐車位置から誰がどう動かすか、下見が必要か、費用に何が含まれるかを聞きます。家族が車を動かす案があるとしても、その人の予定と車の状態を確かめた上で、見積の前提に入れます。
車が整備工場にある場合は、引取先へ保管場所の住所を示し、工場へ車を出せる日と作業済みの費用を聞きます。工場の入口まで誰が車を動かすか、引取側がどこから受け取るかも分けておきます。本人が車へ乗る必要がない方法と、費用の見積が両方そろって初めて、引渡日を決められます。

次の移動手段が使える日が変わったら、旧車の引渡し日も調整します。
代替の車が届く前に旧車を渡すべきですか?
移動に困る期間が生じるなら日程を調整し、保管場所の期限と合わせて判断します。
引渡日に本人がいない場合の決め事を減らす
車検証の所有者と使用者を見て、本人が使っていた車でも別の名義なら先にその事情を整理します。本人が契約内容を理解でき、手放す意思があるなら、家族が電話や写真を手伝う範囲を決めます。家族が現地で鍵を渡すだけの場合、見積額の変更を当日その場で承諾する役まで任せません。費用が変わるときに誰へ連絡するかを引取先と共有します。必要な本人確認や委任書類は、車種と名義を伝えた上で案内を受けます。
見積は車両の受取額、現在地からの搬出費、手続き費、現車確認後に変わる条件へ分けて読みます。装置や用品を外す場合は、その後の車を前提にした回答へ更新してもらいます。引取日には車内の品を回収した家族と、車の鍵と書類を渡す家族が異なるかもしれません。誰が何を済ませたか一枚に書けば、作業者の到着時に用品の行方を探さずに済みます。本人が立ち会うために負担の大きい移動をする段取りを避けられます。
車がなくなった後の最初の外出で調整する
引渡しの控えには、車の情報、渡した鍵と書類、支払または受取の内容、完了連絡の受取先を残します。車が駐車場からなくなった日と、登録に関わる手続きが終わった日は別に管理します。保険や駐車場の契約を終える場合は、各窓口へ引渡日と自分の契約内容を伝えます。新しい車で続ける契約と、旧車で終える契約を混ぜないようにします。
別の移動手段へ替えた後、最初の通院や買い物で乗り降りがどうだったかを本人に聞き、家族の迎えの場所や荷物の持ち方を調整します。旧車を手放す判断へ戻るためではありません。新しい方法が本人の用事に合うよう、日常の細部を直すためです。今の車で乗り降りする負担を終わらせるには、車を引き渡すことと、次の移動を現実に使えるようにすることの両方が要ります。
もう少し詳しく知りたい方へ
廃車ネットへ相談する
広告・優先掲載 相談先:廃車ネット(サイセイ自動車)
相談対象・進め方は、掲載事業者の廃車ネットの公式相談案内で確認できます。
車の状態と置いてある市区町村、引き取りを希望する時期をお伝えください。引き取りができるか、費用はいくらか、いつ来てもらえるかは、車と駐車場所の条件によって変わります。案内された内容を確かめてから依頼を決めてください。
内容確認日:2026-10-29。相談文は状況を伝えるための例です。実際のお客様の体験談・口コミではありません。必要書類や手続きは車種・名義などで異なるため、管轄窓口や相談先の案内をご確認ください。

