単身赴任先の車が不要なら、帰任前に現地で引き渡す日を決めます。赴任先の駐車場を返す期限と、鍵・書類を持ち帰る日がずれないようにします。
赴任先の期限
帰任日と現地駐車場の解約日を確認します。
車の引渡し
現地から車を引き取れるか、立会い可能な日と車の走行状態を伝えます。
鍵と書類
帰任の荷物と一緒に車検証や鍵を持ち帰らず、引取日にそろえます。
帰任先へ持っていかない車を、赴任先でいつ使い終えるか
単身赴任が終わり、赴任先でだけ使った車が不要なら、引越しの荷物と車の出口を別に考えます。赴任先での最終出勤日、社宅や部屋を明け渡す日、帰任する日を並べ、最後に車を使う予定を探します。家財を運ぶ日や赴任先の取引先へ挨拶に行く日を車で回るなら、その後が引取候補です。帰任先へ車を輸送しない判断をした以上、引取場所を赴任先の具体的な駐車場として相談します。
赴任期間中に車を誰が使っていたかも確認します。本人だけの車であっても、同僚へ一時的に貸していた、勤務先の備品を積んでいた場合は、最後の使用者と返却する物を確かめます。車内には会社の入館証、駐車許可証、ETCカード、制服などが残りやすいので、私物と会社へ戻す物を分けます。帰任の段ボールを閉じる前に車内を一周見て、鍵と車検証は引取日に使う物として残します。
帰任先の家族が『車はもう使わない』と知っていても、赴任先の駐車事情や引取可能日は分かりません。車を使っていた本人が現地条件を確認し、帰任先の家族には決まった引渡し日と、車に関連する支払いの予定を伝えます。赴任先の生活を終える日と、車の名義関係の手続きが完了する日は別になる可能性があります。
社宅、月極、会社の駐車場で締切が違う
車をどこへ停めているかによって、車を出せる最終日が変わります。社宅の駐車区画なら部屋の退去と同時に使えなくなるかもしれません。月極駐車場なら契約の解約通知と返却日を確認します。勤務先の構内なら帰任後に入場できないこともあります。住所だけで引取日を決めず、現地へ入れる人と時間、鍵やゲートの使い方を調べます。
駐車場の管理者に車の引取が来る日を知らせる場合、引取車がどこへ停まり、ほかの車が通れるかも確認します。車を置いた区画が屋根付き、地下、機械式なら、作業車が普通に入れると決めつけません。車の向き、通路、出口までの段差を写真に残し、赴任先からの現地引取を見積もってもらいます。本人が帰任してから『そこまで車を出しておいて』と言われても対応できないため、今の位置を前提に回答を受けます。
引取日が駐車場の契約期限より遅れる場合、会社や管理者が延長を認めるのか、別の場所へ移せるのかを調べます。帰任先へいったん車を運ぶ案は、現地で手放すという当初の判断とは費用と作業が異なります。延長の料金、移動先からの再引取、車を運転する人を含め、期限を超える対応だけを比較します。車を無断で置いたまま帰任する予定にはしません。

相談するとき、手元にあると役立つもの
- 赴任先の車の所在地と帰任日
- 帰任日と赴任先の駐車場期限
- 車の現在地と鍵・車検証
問い合わせるときの伝え方
電話やLINEでは、たとえば次のように伝えられます。
単身赴任が終わり、赴任先の車を現地で手放します。車は【場所】にあり、駐車場は【日付】までです。現地引取の日程と費用を教えてください。
まだ分からないことは「不明」と伝えてください。書類や写真は、送り方を案内してもらってから用意します。
車が本人の物か、赴任に伴う会社の物かを見る
赴任先で乗っていた車が私有車でも、勤務先が駐車場代や使用料を負担していた可能性があります。車検証の所有者・使用者、購入時の契約、会社から借りた装備を分けて確認します。会社が車を用意していたなら、本人の帰任に合わせて個人で引取先へ売る手続きはできると決めません。総務や車両管理担当へ、返却する車なのか、会社が別に処分先を決める車なのかを聞きます。
本人名義であっても、購入店や信販会社が所有者欄にある場合があります。残債や書類の扱いは契約先へ確認し、帰任の忙しさを理由に所有者の記載を見ずに引き渡さないようにします。赴任先の住所で車を登録した後に帰任するなら、車検証の住所と連絡先の違いも伝えます。車が赴任先にあり、本人の郵便の受取先は帰任先へ変わるという二つの情報を、引取先へ別に示します。
会社の物を車から降ろす日は、最終出勤より前に置くと余裕があります。給油カード、ドライブレコーダーの記録媒体、社員証、取引先の資料など、車を渡してから取り戻しにくい物を一覧にします。外す装備が車の査定に影響するなら、見積の前提として知らせます。会社の車でなくても会社の情報が車内にあることはあり、名義と荷物の所有を別に見る必要があります。

帰任後に手続き完了の連絡を受ける住所と連絡方法を、引取先へ伝えます。
赴任先の車はどこから引き取ってもらえますか?
現在の駐車場所と車の状態を伝え、対応地域、日程、費用を確認します。
赴任先からの引取回答を、帰任日程へ当てる
見積を受けるときは、車種や年式だけでなく、車が現地のどの区画にあり、本人がいつまで立ち会えるかを伝えます。回答には、車両の受取額、現地からの搬出費、手続き費、現車確認後の変更条件、代金がある場合の支払日を分けてもらいます。帰任先の住所を伝えただけで『帰任先からの引取』として見積もられていないか確認します。車体の所在地は最後まで赴任先です。
赴任先の退去日と候補日が重なるなら、引越し作業で門や駐車枠を使う時間を先に引取先へ伝えます。本人が立ち会える時間が短いなら、鍵と書類の確認にどれだけ必要かも聞きます。引取可能という回答が、現地写真を見た後の回答なのか、車を自走で持ち込む条件なのかで実行性が変わります。赴任先からすぐ離れる人ほど、当日に搬出方法を決め直す余裕は少なくなります。
車を渡した後に査定額を受け取る場合、支払いの時期と方法を確認します。中古車として売る契約なら、後日の減額や取消しの条件も読みます。帰任後に条件変更の連絡が来たときの窓口を本人に残し、勤務先や現地の知人に判断を押し付けません。車を手放す決定と、どの条件で誰に渡すかは引取の回答で一致させます。
帰任先から完了を追える形で現地を離れる
引取当日には、車両の登録番号、鍵の本数、車検証類、車内から出した会社の物を照合します。車が区画から出たら、その場所の状態を写真に残し、駐車場管理者へ契約に従って返却します。赴任先へ後から戻れないなら、現地で済ませる確認と、帰任後に書類で確認する項目を分けます。車が出た事実と登録関係の完了は別です。
帰任後に郵便を受ける住所、使える電話やメールを引取先へ伝えます。保険や駐車場の契約先にも、車両の引渡日と必要な連絡を行います。社宅の契約と車の契約を会社が扱っている場合は、総務へ車の引渡し記録と未完了事項を渡します。赴任先の車がなくなったことだけで案件を閉じず、帰任先から確認できる資料をそろえて終えます。
もう少し詳しく知りたい方へ
あわせて確認できる公表資料
- 国民生活センター 増加する中古自動車の売却トラブル
中古自動車として売る場合の契約後減額や取消しの注意喚起。廃車全般へ適用しない。
廃車ネットへ相談する
広告・優先掲載 相談先:廃車ネット(サイセイ自動車)
相談対象・進め方は、掲載事業者の廃車ネットの公式相談案内で確認できます。
車の状態と置いてある市区町村、引き取りを希望する時期をお伝えください。引き取りができるか、費用はいくらか、いつ来てもらえるかは、車と駐車場所の条件によって変わります。案内された内容を確かめてから依頼を決めてください。
内容確認日:2026-10-29。相談文は状況を伝えるための例です。実際のお客様の体験談・口コミではありません。必要書類や手続きは車種・名義などで異なるため、管轄窓口や相談先の案内をご確認ください。

