長期保管で車輪が動かない車は、人力で押し出せるとは限りません。動かない車輪と積載車までの距離を伝え、必要な作業と費用を聞きます。
動かない車輪
どの車輪が固着したか、分かる範囲で伝えます。無理に押して確かめません。
道路までの経路
保管場所から積載車の停車位置までの幅、距離、勾配を示します。
必要な設備と費用
車輪を転がせない場合に使う設備、追加作業の有無と金額を聞きます。
『車輪が動かない』と分かった経緯を残す
長く置いた車を動かそうとして車輪が回らないと分かったなら、その時に何をしたかを思い出せる範囲で記録します。エンジンは掛かったが車が進まなかった、整備工場からブレーキの固着を指摘された、押そうとして動かなかったなど、経緯によって分かっていることが違います。原因を自分で決めつけず、『どの車輪が動かないかは未確認』ならそのまま伝えます。動くか確かめるために再度押したり、強く運転操作したりする必要はありません。
以前に車を動かそうとしたのが数年前なら、その時の状態を現在の確定情報にしないでください。その後に車を動かした人がいるか、整備先が見たかを分けます。今の車の位置と向き、車輪の外観を安全に撮れる範囲で示します。ホイールやタイヤが地面に接しているか、車体の周りに作業空間があるかは写真で伝えられます。内部のブレーキ状態を写真だけで確定する必要はありません。
整備工場が「ブレーキの固着」と説明しても、それがどの車輪に関わり、搬出のためにどんな操作ができるかは別に聞きます。故障名だけを引取先へ送ると、車が手で動く前提にされることがあります。工場から聞いた現時点の移動可否を、聞いた日付とともに伝えます。車を自宅へ戻さず工場から直接引き取るなら、工場の担当者が当日説明できるかも確認します。
車を押せない場所から道路まで
車輪が回らない車は、積載車が近くに来られるかだけでは搬出の可否を決められません。駐車位置から道路までの距離、段差、坂、曲がり角を順に示します。砂利や土の上にあるなら地面の状態も伝えます。途中にほかの車や門があれば、移動できる物と固定された物を分けて写真に撮ります。今の場所から積む場所まで、どの区間に追加作業が要るのかが分かる回答を求めます。
屋内の駐車場や機械式の区画では、設備の操作と車の搬出を別々の担当が行う場合があります。管理者に作業可能日と外部車両の進入条件を聞き、引取先には区画の高さや入口の写真を渡します。管理者が車を道路沿いまで出してくれると推測せず、誰がどこから動かすかを確認します。敷地内移動に料金があるなら、車両本体の引取額と別に示してもらうと費用を読みやすくなります。

相談するとき、手元にあると役立つもの
- 各車輪と搬出経路の写真
- 動かない車輪の位置
- 道路までの距離・幅・勾配
問い合わせるときの伝え方
電話やLINEでは、たとえば次のように伝えられます。
長期保管後に車輪が動きません。動かない車輪は〇〇で、道路までの距離は〇〇です。必要な搬出方法を教えてください。
まだ分からないことは「不明」と伝えてください。書類や写真は、送り方を案内してもらってから用意します。
固着を直してから渡すとは決めない
『ブレーキを外せば動くかもしれない』と思っても、持ち主が自分で分解したり無理に引っ張ったりする必要はありません。現在の状態で引き取る方法があるか、引取先へ先に聞きます。整備工場が車を保管しているなら、車輪が回らない理由をどこまで確認したか、作業区画から出せるかを担当者へ聞けます。専門家が必要な作業と判断した場合、その作業が引取側の見積に入るかを確認します。
車輪が一つだけ動かないのか、複数なのかが分かれば、その情報を伝えます。分からなくても相談はできます。引取先が追加の写真や現地確認を求めたときは、何を見れば搬出方法が決まるかを尋ねます。必要な設備、人手、作業時間が分かった段階で費用の回答を受ける方が、『固着車も無料』という一般的な表現だけで日程を決めるより現実的です。
引取先から車輪を転がすための作業案が出たら、それを現地で誰が行うか、車体を傷める可能性があるか、費用は見積に含まれるかを聞きます。所有者が作業内容を専門的に評価する必要はありません。ただし「作業する前に条件を説明してもらう」「予定外の費用があれば依頼を見直す」という順序は選べます。車の引取額だけが先に示された場合も、車輪の固着と保管場所を見た上での金額か確かめます。

固着を直そうと車輪を動かさず、必要な設備を引取先へ聞きます。
車輪が固着したまま引き取れますか?
必要な設備と搬出経路によります。動かない車輪と道路までの距離を伝え、作業方法と費用を聞きます。
長期保管車として残る情報も用意
車輪以外にも、鍵を開けられるか、ハンドルが切れるか、車内に荷物が残るかを確認します。動かしていない期間が長いなら、始動の可否は未確認のままでも構いません。車検証や登録番号が分かる資料、予備鍵の所在を手元に置けば、電話で質問を受けても答えやすくなります。車を倉庫代わりにしていた場合は、荷物を出す日と車を運ぶ日を別に予定します。
車の持ち主が別の家族なら、鍵を持っている人と引渡しを決める人を同じだと思わないことです。所有者の意思を確かめ、必要な書類の案内を受けてから引渡日を決めます。長く置いた間に車の状態を見ていない家族が相談するなら、分かることと分からないことを分けて伝えれば足ります。無理に車輪を動かして状態を確かめるより、写真と最後に動いた時期を確認する方がよいでしょう。
搬出作業の内訳を見て依頼する
相談文は『長期保管で車輪が動かない車です。動かないと分かったのは○年ごろで、今は○○に置いています。道路までは○○の通路があります。現在地からの搬出方法と費用を知りたいです』とまとめられます。引取先に送る写真には車体の位置と道路までの経路を含めます。車輪の内部まで分からなくても、未確認として話を始められます。
廃車ネットは車両や搬出条件を確認して引取方法と費用の有無を案内すると公開しています。車輪が動かない車をどんな場所からも無料で運べるという保証ではありません。提示額の中に、駐車位置からの移動、必要な機材と人手、積載、書類の処理がどこまで含まれるかを確認します。現場で初めて固着の範囲が分かった場合に、作業前に費用が説明されるかも聞けます。
もう少し詳しく知りたい方へ
廃車ネットへ相談する
広告・優先掲載 相談先:廃車ネット(サイセイ自動車)
相談対象・進め方は、掲載事業者の廃車ネットの公式相談案内で確認できます。
車の状態と置いてある市区町村、引き取りを希望する時期をお伝えください。引き取りができるか、費用はいくらか、いつ来てもらえるかは、車と駐車場所の条件によって変わります。案内された内容を確かめてから依頼を決めてください。
内容確認日:2026-10-29。相談文は状況を伝えるための例です。実際のお客様の体験談・口コミではありません。必要書類や手続きは車種・名義などで異なるため、管轄窓口や相談先の案内をご確認ください。

